化粧半纏の製作
化粧半纏のような装飾性の高いデザインも、昇華プリントで表現できます。
ただし、全面に刺繍や金糸をあしらう本来の仕立てとは製法が異なります。何ができて何ができないかを、先にご説明します。
化粧半纏とは
化粧半纏は、祭りの正装として着る装飾性の高い半纏です。木遣りや纏振り、山車の曳き手など、人前に立つ役の方が着ることが多く、金糸や銀糸の刺繍、豪華な柄で仕立てられてきました。
相撲の力士が土俵入りで身につける化粧まわしと同じく、「見せるための装い」という性格を持っています。団体の格式や、その人の役割を示すものでもあります。
製法の違いを、先にお伝えします
半纏たかやでは、全面に刺繍や金糸、立体的な装飾を施す本来の化粧半纏は製作していません。ポリエステル生地への昇華プリントを中心とした製法のためです。
糸を縫い重ねた厚みや、金糸の光沢そのものは再現できません。この点をご了承いただいたうえでご相談ください。
本格的な刺繍による化粧半纏をお求めの場合は、ご期待に沿えません。刺繍の質感を重視される場合は、専門の工房へご相談されることをおすすめします。
昇華プリントで表現できること
一方で、化粧半纏らしい華やかな見た目は表現できます。昇華プリントは色数の制限が少なく、細かい図案も再現しやすい製法です。
- 金色・銀色の色表現(光沢そのものではなく、色として)
- 全面を埋める総柄、大きな紋、雲文様
- グラデーションや濃淡のある配色
- 細かい線で構成された複雑な図案
- 表と裏で異なる装飾(2レイヤーリバーシブル・1着15,000円+税)
版をつくる工程がないため、どれだけ装飾的なデザインにしても、通常仕様であれば1着9,000円+税です。
ワンポイントの刺繍は対応できます
全面の刺繍はできませんが、胸元や衿元へのワンポイント刺繍は有料オプションで承ります。プリントの華やかさに、刺繍の立体感を一点だけ加えるという組み合わせです。
- 個人名の刺繍(規定・1か所)
- 1着につき+1,000円+税
- ロゴ・家紋・大きな文字・複雑な刺繍
- 別途お見積り
昔の化粧半纏を復刻する
代々受け継いできた化粧半纏を、新しく作り直したいというご相談も承ります。現物、古い写真、資料などから、紋・柄・配色・配置を可能な範囲で再現します。
刺繍で表現されていた部分は、プリントによる表現に置き換わります。元の意匠を保ちながら、軽くて扱いやすい一着に仕立て直す、という考え方です。
紋や図案の描き起こしが必要な場合は、10,000円+税から承ります。
料金と枚数
- 基本料金
- 通常仕様 1着9,000円+税
- 初回注文
- 5着から(商品代金45,000円+税)
- 追加注文
- 同一デザインで1着から(1着9,000円+税)
- 制作着手金
- 30,000円+税。本発注時に商品代金へ全額充当します
- 紋・図案の描き起こし
- 10,000円+税〜
ほかの種類も見る
長半纏(ロング丈)
大人サイズはショート丈・標準丈・ロング丈から選べます。規定丈の範囲内なら追加料金はありません。
袖なし半纏
袖のない半纏も製作できます。腕を動かす場面や暑い時期の着用に。フルオーダー扱いで1着+3,000円+税です。
リバーシブル半纏
2レイヤーリバーシブル半纏は1着15,000円+税。通常仕様への追加ではなく、リバーシブル仕様の1着価格です。
化粧半纏
化粧半纏のような装飾性の高いデザインも、昇華プリントのフルカラー表現でご相談いただけます。
大きいサイズの半纏
大人サイズはSから5Lまで。規定サイズの範囲内なら、サイズによる追加料金はかかりません。
半纏 夏用
暑い時期の祭りやイベントには軽量タイプ。裏面がメッシュ状で通気性と速乾性に優れた生地です。
半纏 薄手
生地は軽量タイプと標準タイプの2種類。薄手をお探しなら軽量タイプをお選びいただけます。
半纏 軽い
軽量タイプは軽くて動きやすい生地です。長時間の着用や、子供・年配の方にも配慮できます。
半纏 半袖
半袖仕様も製作できます。袖丈の変更はフルオーダー扱いで1着+3,000円+税です。
ポリエステル半纏
昇華プリントに対応したポリエステル生地を使用します。綿のような風合いの標準タイプも選べます。
どこまで再現できるか、資料を見てご案内します
今お使いの化粧半纏や、参考にしたい写真をお見せください。プリントでどこまで近づけられるかを、正直にお伝えします。