ポリエステルの半纏

半纏たかやの半纏は、昇華プリントに対応したポリエステル生地でつくります。

綿のような風合いの標準タイプもご用意していますので、素材が気になる方も選びやすくなっています。

紺色のポリエステル生地に金の柄が浸透している様子の接写
インクが生地の内側まで入るため、表面に厚みが出ません。(制作イメージ)

なぜポリエステルなのか

半纏たかやは、昇華プリントという方法で半纏をつくっています。この方法はポリエステル生地でしか成立しません。素材の選択ではなく、製法とセットで決まっているものだとお考えください。

昇華プリントは、インクを熱で気体に変えて、生地の繊維そのものに入れ込む方法です。ポリエステルの繊維は熱を加えると分子の隙間が開き、そこにインクが入り込んで定着します。綿の繊維では、この現象が起きません。

そのぶん、いくつかの利点が生まれます。

  • 版をつくらないので、色数を増やしても価格が変わらない
  • 5着という小ロットでも制作できる
  • インクが生地の中に入るため、表面に厚みや硬さが出ない
  • 洗濯を繰り返しても、プリントがひび割れたり剥がれたりしにくい
  • 写真やグラデーション、細かい和柄も再現できる

綿のような風合いの標準タイプ

「ポリエステル」と聞くと、つるつるした化学繊維らしい見た目を思い浮かべる方もいらっしゃいます。標準タイプの生地は、綿のような風合いのポリエステルです。半纏らしい見た目と質感を求める場合は、こちらをお選びください。

祭りの場で並んだときに、素材の違いが浮いて見えることはありません。適度な厚みがあり、羽織ったときに形がきれいに落ちます。

軽さを重視する軽量タイプ

もうひとつが軽量タイプです。裏面がメッシュ状のポリエステルで、軽くて通気性と速乾性に優れています。夏の行事や、長時間の着用が想定される場面に向いています。

どちらの生地を選んでも、1着9,000円+税。生地による差額はありません。

ポリエステルの扱いやすさ

洗濯
ご家庭の洗濯機で洗えます。汗をかく行事のあとでも、そのまま洗っていただけます。
乾き
綿に比べて乾きが早く、連日の行事でも回しやすくなります。とくに軽量タイプは速乾性に優れています。
シワ
シワになりにくく、たたんで保管しても着るときに整いやすい素材です。
色落ち
インクが繊維の中に定着しているため、洗濯による色落ちが起きにくくなっています。

数年にわたって使うもの、複数人で共有するものだからこそ、扱いやすさは大切です。

本染めやコットン生地への染色ではありません

ここははっきりお伝えしておきます。半纏たかやの半纏は、藍染めなどの本染めや、コットン生地への染色ではありません。刺子仕立て、綿入りの半纏にも対応していません。

伝統的な染めの風合いや、綿素材そのものをお求めの場合は、ご期待に沿えません。その場合は、本染めを手がける専門の工房へご相談されることをおすすめします。

私たちがしているのは、伝統的な意匠を現代の製法で表現することです。柄や紋、配色といった意匠の部分は忠実に再現しながら、価格と枚数のハードルを下げる。そのための選択がポリエステルへの昇華プリントです。

料金と枚数

基本料金
通常仕様 1着9,000円+税(生地による差額なし)
初回注文
5着から(商品代金45,000円+税)
追加注文
同一デザインで1着から(1着9,000円+税)
制作着手金
30,000円+税。本発注時に商品代金へ全額充当します

ほかの種類も見る

長半纏(ロング丈)

大人サイズはショート丈・標準丈・ロング丈から選べます。規定丈の範囲内なら追加料金はありません。

袖なし半纏

袖のない半纏も製作できます。腕を動かす場面や暑い時期の着用に。フルオーダー扱いで1着+3,000円+税です。

リバーシブル半纏

2レイヤーリバーシブル半纏は1着15,000円+税。通常仕様への追加ではなく、リバーシブル仕様の1着価格です。

化粧半纏

化粧半纏のような装飾性の高いデザインも、昇華プリントのフルカラー表現でご相談いただけます。

大きいサイズの半纏

大人サイズはSから5Lまで。規定サイズの範囲内なら、サイズによる追加料金はかかりません。

半纏 夏用

暑い時期の祭りやイベントには軽量タイプ。裏面がメッシュ状で通気性と速乾性に優れた生地です。

半纏 薄手

生地は軽量タイプと標準タイプの2種類。薄手をお探しなら軽量タイプをお選びいただけます。

半纏 軽い

軽量タイプは軽くて動きやすい生地です。長時間の着用や、子供・年配の方にも配慮できます。

半纏 半袖

半袖仕様も製作できます。袖丈の変更はフルオーダー扱いで1着+3,000円+税です。

ポリエステル半纏

昇華プリントに対応したポリエステル生地を使用します。綿のような風合いの標準タイプも選べます。

素材について気になる点は、遠慮なくお尋ねください

「どんな手ざわりか」「本当に半纏らしく見えるか」。実際の生地を見ていただくこともできます。まずはご相談ください。